DQX『喫茶ワーテルロー腹黒ブログ』

ドラクエXのブログ。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

トンネルの怪・ドラクエ怪談

どうも、こんばんは
ワーテルローです。

昨夜の つぶやき怪談、いかがだったでしょうか?

リアルタイムで耳を傾けてくれた方も これから傾けてくれるという方も お時間が参りました。

丑三つ時をまわった頃、始めたいと思います。


ドラクエ怪談 第二夜
トンネルの怪


このお話は ある仲良し三人組のエルフによる体験談です。

左から・・
エル子エル美エル恵
エルフ三人娘
※画像・名前は あくまでイメージです。

彼女たちは ある夏の暑い昼下がり、アズラン住宅村にある行きつけの喫茶店でお茶をしながら、おしゃべりをしていました。

エル子
「あー あついし退屈だわ
何か楽しいことはないかしら?」


エル美
「海水浴も終わっちゃったし〜」


エル恵
「そうだね〜何よりキュララナ ビーチは遠かったヨ」


エル美
「あはははっ」


このように かれこれ小一時間、何気無い会話で時間をつぶしてきた彼女たち、しかし いい加減この退屈な状況には嫌気がさしていました。

注文したアイスコーヒーは すっかり飲み干してしまって、残った氷も殆ど水になってしまいました。

店内の三人

喫茶店内を見渡してみると、
彼女たち以外にお客さんは一人もいなくて、カウンター奥に ただ一人 喫茶店主がいるだけでした。

その喫茶店主はというと、
彼女たちには目もくれないでカウンターに広げた新聞と にらめっこ

ラジオから流れるドルボード・レースに耳を傾けています。

彼女たちの おしゃべりが止むと、店内はドルボード・レースの実況だけが響き渡るのでした。

少し話し方に癖のある実況者が捲くしたてるところによると、
ドワチャッカ大陸はモガリム街道を舞台に繰り広げられる大レース。先頭集団は平原地帯を駆け抜け、廃鉱地帯へ。
廃鉱地帯では しのどれいを避けながら暗いトンネルを駆け抜けなければならない・・


ここまで、ぼんやり聞いていたエル子

エル子
「あっ!」


と、大きな声をあげました。

驚いたエル恵エル美がどうしたのか聞くと、

目を輝かせながら、エル子がしゃべり始めました。

目を輝かせて

エル子
「ねえねえ!肝試し行こーよ」

「今、思い出したんだけどね
先輩から聞いた話・・」


エル子が話すところによると、

アズラン住宅村から北に少し行った竹林の奥に いつから使われていないのか分からない廃トンネルがあって、

どうやら、その中に入った人は必ず幽霊と遭遇するという噂。

その話を聞いた二人は嬉々として立ち上がりました。

三人とも怖いのは苦手だけれど、今は まだ昼日中、

この蒸し返るような暑さも肝試しで少しは涼しくなるかもしれません。

三人はテーブルの上にお代を置くと、さっきから相も変わらずにラジオに熱中している店主を背に喫茶店から出ました。

住宅村から北に・・
しばらく歩いて行くと、

竹林の奥に気味のわるいトンネルが見えてきました。

少し日が傾いたとはいえ、真夏の昼間です。
照りつける日差しの下、気が狂ったように鳴き続ける蝉の声の中、

廃トンネルはまるで陽炎の如く揺らいでいるように見えました。

廃トンネル
廃トンネル


昼間なら怖くない

そう鷹をくくっていた三人は思わず生唾を飲みました。

そしてその時、夏の合唱をつんざく雷音が鳴り響くとともに激しい夕立が降ってきたのです。

夕立の廃トンネル

急いでトンネルの入り口まで走った三人に戦慄が走りました。

気味悪く口を開けたトンネルの入り口の前で三人はびしょ濡れになりながら横一列に並び、立ち尽くしていました。

立ちすくむ三人

見れば見るほど気持ちの悪い廃トンネル。

立ちすくんだ間々、どれほどの時間をそう過ごしたでしょうか?

それは誰にも分かりません。
ものすごく長い時間だったかもしれないし、ものすごく短い時間だったかもしれないのです。


三人のうちの誰かは分かりませんが、一人が一歩 前に進みよりました。

残りの二人も反射的に走り出します。

三人は全員、無意識のうちに横一列に手をつないで、真っ暗なトンネルの中を駆け始めました。

廃トンネルへ


トンネルに入った瞬間、生あたたかい霧の様なものが全身を包み込みました。

三人は気持ちの悪さに吐き気がしたけれど、ただただ前方、先に見える出口の光に向かって足を動かし続けました。

握る手には自分のと混じって相手の生暖かい手汗で濡れているのを感じました。

怖い!怖い!怖い!

動悸が激しくなり苦しい!
三人は何回も くじけそうになりました。

だけど、トンネルの中で倒れこむのは絶対にイヤだ!

三人は気力でもって走り続けます。

だんだん前方の光が大きく近づいてきて・・・

遂に!

三人は光りの下に出た途端、足がもつれて その場に転げました。

見上げる空は びっくりするくらいの真っ青でした。
夕立はすっかり通り過ぎていたのです。

トンネルを抜けた!

幽霊は出なかった!

所詮、ウワサだったんだ!

三人は そう思うと、心の底から笑いが込み上げてきました。

しばらく笑った後、それぞれが言います。

エル恵
「こわかったよねー」


エル子
「だねー・・でも」

「幽霊でなかったねー」


エル美
「ただのウワサだったねー」

「あー怖かった〜」


エル子
「一人じゃ絶対ムリだったよねー」

「通り抜けれたのは やっぱり」

「みんなと手をつないでたからダヨ」


エル恵
「ウケるよねー」

「みんな無意識のうちに横一列に並んでたんだもん」


そうして、会話が流れます。偶然か はたまた必然か

三人が口を揃えて同時にこう言ったのでした。


「「「あー私が真ん中で良かった〜」」」


反転する衝撃

不思議なことに三人が三人とも両手に手を握っていたという

やはり あの廃トンネルには何かが居たのです・・・



人気ブログランキングへ
喫茶ワーテルロー、感謝を込めて・・・
エル恵 役ゆきっち さん
エル美 役うみね さん
出演ありがとうございました!

そして、コチラが
ゆきっちさんのブログでございます。☟
●○ぽっこり?Le Copule○●
是非ともチェックあれ

風の町アズラン1815丁目
のどかな農村エリア6番地
喫茶ワーテルロー

ツイッターも どうぞ、よろしく
店主ワーテルロー / @azran1815
ボケたり都々逸したり怪談してます。
スポンサーサイト
  1. 2013/08/15(木) 02:49:11|
  2. ドラクエ怪談
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
<<ワーテルローの酒場生活 | ホーム | 告知・今夜9時に>>

コメント

面白い(^o^)
お化けは最低でも2人いたってことですね(゜ロ゜;
次回作も楽しみに待ってます♪
  1. 2013/08/15(木) 20:21:14 |
  2. URL |
  3. えいきんぐ #-
  4. [ 編集 ]

完成度高いですね~
面白かったです!(^-^)

また次回を楽しみにしてます~(^^)/
  1. 2013/08/17(土) 14:38:47 |
  2. URL |
  3. あげは #-
  4. [ 編集 ]

えいさん >

もしかしたら隅の子同士が本当に手を繋いでいたのかもしれませんよ・・・トンネルとは不思議な空間ですね
  1. 2013/08/22(木) 19:45:19 |
  2. URL |
  3. 店主ワーテルロー #-
  4. [ 編集 ]

あげは さま>

自分でやってみて この話、トンネル直前スタートでも良かったような気もしてます。懲りずに怪談をやっていきたいので、これからも どうぞ よろしくです〜
  1. 2013/08/22(木) 19:50:44 |
  2. URL |
  3. 店主ワーテルロー #-
  4. [ 編集 ]

どもども!(*^▽^*)
コメするのが遅くなっちゃいましたが、拝見させていただきましたよ♪
めっちゃ面白かったです!(≧▽≦)
編集さすがです!最後のオチ良かったww
ただいま遅めの帰省ナウですが、戻ったらブログ再開しようと思います♪
紹介していただいて、ありがとうございます!
  1. 2013/08/24(土) 20:15:35 |
  2. URL |
  3. ゆきっち #-
  4. [ 編集 ]

ゆきっち さま>

こちらこそ御出演くださり、有難うございました!

ブログ記事めちゃんこ楽しみにしております!

これからも どうぞ、よろしくです〜

  1. 2013/08/26(月) 03:23:18 |
  2. URL |
  3. 店主ワーテルロー #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://azran1815.blog.fc2.com/tb.php/92-87d66344
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。